冬の恒例行事、キムジャン!!主婦歴40年が教えるキムチの漬け方

 


キムジャン(キムチを漬ける)の季節がやってきました!

韓国の冬といえば、家族や近所の人々が集まり、一度にたくさんのキムチを漬け込み、それを冬からほぼ1年にわたって食べる「キムジャン」の文化があります。

キムジャンは、三国時代から行われていたとも言われる、韓国の長い歴史があります。

ところで、キムチが地域ごとに味や作り方が異なることをご存じですか?

全羅道(チョルラド)出身の新米主婦がソウルに嫁ぎ、初めて迎えた義理の家族とのキムジャンの日に、作り方が違うことに驚いたという話があります。

キムチの発祥国ならではの地域ごとの特色が反映されているところが、とても魅力的です。


冬の恒例行事、地域別キムジャン大特集!

👉 江原道(カンウォンド)

寒さが厳しいことで知られる江原道では、11月の初めにはキムジャンが始まります。特徴的なのは、東海で獲れる干したスケトウダラや生イカを細かく刻んで入れること。さらに、からし菜をたっぷり加え、あっさりとした塩味で、汁がたっぷりの独特なキムチを作ります。

【代表キムチ】海産物キムチ、イカキムチ、海藻キムチ、豆もやしキムチ など


👉 忠清道(チュンチョンド)

ソウルや京畿道に近い忠清道のキムチは、シンプルであっさりとした味わいが特徴です。韓国西海岸の海産物を使うのが忠清道ならではのスタイル。

【代表キムチ】ナバクキムチ、カキ入り角切りキムチ など


👉 慶尚道(キョンサンド)

慶尚道のキムチといえば、南海の特産品であるイワシエキスをたっぷり使うのが有名です。温暖な南部地方では12月頃にキムジャンを行い、時には生のタチウオを細かく刻んで加えることもあります。

【代表キムチ】タラの腹詰めキムチ、セリキムチ、カボチャキムチ など


👉 全羅道(チョルラド)

農産物と海産物が豊富な全羅道では、ヤンニョム(味付けソース)が豪華で、キムチの種類も多彩です。温暖な気候のため、すぐに酸っぱくならないように、塩気が強く辛い味付けが特徴。唐辛子粉の代わりに唐辛子ペーストやエキスを使います。

【代表キムチ】コトルペギキムチ、からし菜キムチ、羅州の水キムチ など


👉 済州道(チェジュド)

済州島では、昔、唐辛子粉やニンニクなどの材料が豊富ではなかったため、調味料を控えめにしたキムチが一般的です。また、冬でも温暖なため、新鮮な野菜や海産物をいつでも手に入れられることから、大々的なキムジャンは行われません。

【代表キムチ】ひじきキムチ、菜の花キムチ、アワビキムチ など



今回は、キムチの漬け方を一緒に学んでみましょう!

【主婦歴40年が教えるソウルと京畿道式のキムジャンキムチのレシピ】 

ソウルと京畿道式のキムジャンキムチの特徴

ソウルと京畿道のキムチは、味付けを控えめにしつつも爽やかな味が特徴です。塩辛すぎず辛すぎないあっさりとした味わいで、誰の口にも合いやすいのが魅力。宮廷キムチの伝統を受け継ぎ、上品で整った見た目も印象的です。


白菜の塩漬け
白菜を半分に割り、塩水を葉にかけながら茎部分には直接塩を振ります。10時間ほど塩漬けにします。



②出汁を取る
ソウル・京畿道式のキムジャンキムチには、干しスケトウダラの出汁がよく使われます。

干しスケトウダラの頭、昆布、大根、玉ねぎ、ネギ、乾燥エビなどを煮込んで出汁を取り、冷ました後、その出汁だけをヤンニョム(味付けソース)に加えてください。

③塩漬けした白菜を洗う
流水で綺麗に洗い、ザルに乗せて1時間ほど水気を切ってください。



④大根を千切りにする
洗った大根を細く千切りにし、唐辛子粉をまんべんなく振りかけて混ぜます。




⑤もち米糊を作る
水2カップにもち米粉大さじ3を加えてもち米糊を作ります。
スプーンですくったときにとろりと流れる程度がちょうど良いです。




⑥各種塩辛を準備する
ソウル・京畿道式キムチには主にアミの塩辛や刻んだ生エビが使われます。
お好みに応じてイワシの塩辛やエビのすり身を追加しても構いません。



⑦セリ、からし菜、青ネギ、梨、を下ごしらえする
キムチのヤンニョムに加える野菜を適当な長さに切ってください。



⑧ヤンニョムの材料をすべて混ぜ合わせる
野菜、大根、唐辛子粉、刻みニンニク、生姜、塩辛、出汁、もち米糊をすべて入れて混ぜます。

白菜5株分の場合、唐辛子粉はカップ5杯、ニンニクはカップ1.5杯、塩辛はカップ2〜3杯が適量です。出汁と糊はヤンニョムがとろりとした粘り気になるように量を調整します。塩気が足りない場合は、塩で調整してください。



⑨白菜の葉の間にヤンニョムを挟み、外葉で包みます。



⑩キムチ容器に隙間ができないようしっかり詰めます。
キムチ容器に詰めたら、空気が入らないように押し固め、5時間ほど室温に置いた後、キムチ冷蔵庫に入れればキムジャンキムチの完成です!



意外と簡単に見えますよね?
韓国ではたくさんの量を一度に作るので大変ですが、少量であれば難しくありません。

爽やかな味わいで冬の食欲を満たすキムジャンキムチ。
自分で漬けてみるとその味わいにより深い感動を覚えることでしょう。

今年のキムジャンシーズンには、自分の好みに合った地域ごとのキムチ作りに挑戦してみてください!😊



参考元 : naverblog

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